有機化合物のスペクトルによる同定法の紹介



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有機化合物の同定を行うなら、この本を読んで欲しい

内容


質量分析法、赤外分光法、核磁気共鳴分光法が、いずれも有機化合物の同定に極めて有効な手段である。本書は、これらの方法を巧みに組合わせて、同定の手順に具体的にしかも簡潔に述べている。

この本で学べること


1,Mass,IR,NMRの理論がわかる。
2,演習問題で、理解できているかを確認できる。
3,スペクトルの画像が多く使われており、スペクトルの参考書としても使え実際の化合物の同定に役立つ

レビュー


 原著は1963年に初版が出版されており、現在は2006年に出された第7版が最新版である。その間に分析方法の進展は凄まじいものであるが、本書は時代とともに改訂が行われ50年以上にわたって多くの有機化学者の参考にされてきた名著である。これは、参考書を書くときには理論と実際の運用のバランスよく書くことは難しいが、原著者のSilverstein先生の工夫の成果によって見事に達成されている。

 本書では極端に難しすぎる説明は記載されていないが、有機化学者にとって必要な理論については十分に記載させている。さらに、それのみならず第8章の演習問題では実際に手を動かして実験する有機化学者の知的好奇心を刺激するものとなっており、演習書としても優れている。

 なお、本書ではNMRの分野に特に力を入れていることがうかがわれる(全8章のうちNMRの分野を4章にわたって解説している。)。これは今日の有機化合物の分析におけるNMRが如何に使われているかを考えれば当然のことだろう。

目次


1章 質量分析法
2章 赤外分光法
3章 プロトンNMR分光法
4章 炭素-13NMR分光法
5章 相関NMR分光法;二次元NMR
6章 他の重要なスピン1/2核のNMR分光法
7章 問題の解き方
8章 演習問題

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  • 最終更新:2013-07-02 19:51:03

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