演習で学ぶ有機反応機構―大学院入試から最先端までの紹介



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反応機構を学ぶなら、この本を読んで欲しい

内容

有機合成のしくみを学ぶ一番の方法は,電子の流れを忠実にたどることによって,種々の反応を統一的に理解することである.真の反応機構は何かと悩むよりも,論理的に反応機構を考えられるようになることが重要である.本書は,この有機電子論を基本的な考え方として,初級(基礎的な重要問題),中級(大学院入試レベル),上級(論文から精選した研究者レベル)の問題までをバランスよくまとめた好個の演習書である.精選された問題を一つ一つ解くことによって,大学4年生から大学院生,さらには現場の研究員まで有機合成の実力が身につく.大学院入試にも役立つ.電子の流れと,丁寧な解説のついた解答もこの本の大きな特徴である。

この本でわかること

  1. 基本的な反応機構について学べる。
  2. 全問正解つきなので、安心。
  3. 福山研のレベルの高さを知ることができる。(上級編は難しい)

レビュー

 これほど丁寧に電子の流れが書かれている演習書は他には無いのではないだろうか。それでいて、難しくなりすぎず初級や中級編も多くの問題数があり、4年生が学ぶにも適切である。有機化学の研究室に所属しているならば、最低でも因子を受ける前までには、初級問題を全て解けるようになっておいた方がいい。
 噂で聞いたので確かなことは言えないが、ある製薬会社の入社試験にこの本から反応機構を書かせる問題が出されたことがあったそうです。有機合成を学ぶ人にとっては必読の書と言えるでしょう。

目次

1,初級編
 有機化学の教科書で取りあげられている基本的な反応を中心に構成されている。問題数78題。
2,中級編
 中級編は、大学院入試から大学院修士課程のレベルを想定して構成されている。問題数128題。
3,上級編
 上級編は歴史的に有名な反応から最新の論文まで、手応え十分な問題から構成されている。

[コラム]
福山研のミーティング風景
 福山研での反応機構の勉強会の様子が紹介されている。
問題を解くコツ
 ①構造式をしっかりと書くこと②反応剤を知っておくこと③多くお可能性を考えること④分子の構造を精査すること⑤反応点からの数を数えてみよう。

[付録]
有機反応の反応機構を考えるにあたって
電気陰性度と酸性度定数

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  • 最終更新:2013-07-02 19:38:34

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